Q. 歯科医院に「かかりつけ」歯科衛生士の機能を定着させるには?

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Q. 歯科医院に「かかりつけ」歯科衛生士の機能を定着させるには?
要介護高齢者に対する口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防や嚥下機能の向上に効果があることがわかってきました。今後は介護施設等と連携し、施設での口腔指導や、在宅・高齢の患者さんへの口腔ケアのニーズが高まると考えています。そこで大切になるのが、歯科医と連携して「口腔保健医療」の充実を担う歯科衛生士の存在です。「かかりつけ歯科衛生士」を持つことが「健康寿命の延伸に繋がる」と唱える予防歯科の専門家も少なくありません。歯科衛生士に「かかりつけ」機能を持たせるには、どのような体制を整えていけばよいでしょうか?ご助言いただければ幸いです。
(大阪市・歯科クリニック経営・院長、医療法人理事長〔63歳〕)
A. 歯科衛生士が長く勤められる「働きやすい」職場環境を整えるとともに、体系的な教育を充実させることなどが求められます。歯科衛生士の需要が高まるなか、まずは「選ばれる」医院になることが欠かせません。
歯科医療現場で歯科衛生士が活躍する場は、年々広がっています。2026年度診療報酬改定でも、歯科衛生士が口腔機能に関する実地指導を行った場合を評価する「口腔機能実地指導料」が新設されたほか、「質の高い在宅歯科医療」への参画も手厚く評価されるようになりました。 採用面ではこうした“売り手”市場となっていることを踏まえ、院長先生にまず取り組んでいただきたいのが、歯科衛生士から「選ばれる」歯科医院になることです。 「かかりつけ」機能を定着させるには、歯科衛生士一人ひとりが安心して長く働ける労働環境を整えることが不可欠です。具体的には、待遇の改善や“働き方改革”を進めて入職率・定着率を高めること。さらに、口腔と全身の関係やQOL向上などに関する体系的な教育を充実させ、長期勤務につながる「働きやすい」職場環境をつくることが求められます。
(2026年7月24日時点での情報に基づき作成)
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