厚生労働省は30日、「2025年度無医地区等および無歯科医地区等調査」の概況を公表した。無医地区数は575地区となり前回調査より18地区増加した(資料P5参照)。
同調査は、へき地保健医療体制の確立に向けた基礎資料を得る目的で実施されており、近年は3年周期で調査が行われている。無医地区・無歯科医地区とは、医療機関(歯科医療機関も含む)のない地域で、その地区の中心的な場所を起点に、半径約4kmの区域内に50人以上が居住している地区、かつ容易に医療機関を利用することができない地区を指す(資料P3参照)。
25年度調査は同年10月末日現在の状況を調査。対象となるのは無医地区および無医地区に準じる地区を有する市町村。回答数は無医地区および無医地区に準じる地区が、180市、156町、48村の計384市町村、無歯科医地区および無歯科医地区に準じる地区が、187市、158町、47村の計392市町村。いずれも有効回答率は100%だった(資料P4参照)。
調査結果によると、無医地区数は、前回調査(22年10月末日:557地区)に比べて18地区増加の575地区。また、無医地区人口は、前回調査(同:12万2,206人)に比べて1万2,547人増加の13万4,753人だった。大分県では、無医地区数が前回調査の38地区から44地区となり6地区増加した。このほか、岩手県、島根県、山口県、沖縄県の4県でも前回調査からそれぞれ4地区増加した。一方、福岡県は、前回調査の17地区から13地区となり、無医地区が4地区減少した(資料P7参照)。
無歯科医地区数は、前回調査(同:784地区)から34地区減少となり750地区まで回復した。無歯科医地区人口は、前回調査(同:18万8,647人)に比べて7,993人増加し、19万6,640人となった(資料P8参照)。
(資料公表日 2026-07-30/MC plus Daily)