全国健康保険協会(協会けんぽ)は3日、2025年度の収支差が前年度から209億円増加し、6,795億円の黒字になると公表した。25年度の収入(総額)は12兆3,406億円、支出(総額)は11兆6,611億円だった(資料1-P1参照)。
収入(総額)は前年度から4,881億円増加(前年度比4.1%増)の12兆3,406億円。保険料収入は24年度決算と比べ4,057億円増の11兆546億円だった。要因として、被保険者数が前年度比1.8%増の2,604万4,000人に達し、標準報酬月額が前年度比1.8%増の1人当たり31.5万円に上ったことを挙げた(資料1-P1参照)(資料2-P5参照)(資料2-P7参照)。
支出(総額)は前年度から4,672億円増加(前年度比4.2%増)の11兆6,611億円。保険給付費は24年度決算と比べ2,818億円増の7兆5,369億円。加入者1人当たり保険給付費が18.9万円で前年度から3.5%増加した。拠出金等は後期高齢者支援金が増加した影響で1,634億円増加し3兆7,829億円となった(資料1-P1参照)(資料2-P5参照)。
協会けんぽは今後の財政について、当面は賃上げなどにより標準報酬月額の増加が見込まれるものの、現在の不安定な世界情勢が今後の経済社会に及ぼす影響は不透明と解説。これまでのように保険料収入の増加が中長期的に継続するかは「予測が難しい」とした。加えて、加入者平均年齢の上昇や医療の高度化などによる保険給付費の継続的な増加が見込まれることなどに「留意が必要」と見解を示した(資料2-P6参照)。
(資料公表日 2026-07-03/MC plus Daily)