医療費助成のレセコン改修等の補助申請を受付中 締切は9月末

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厚生労働省は、医療費助成のオンライン資格確認におけるレセプトコンピュータ改修等への補助金について、2026年度分の申請受付を5月15日に開始した。補助対象は医療機関・薬局で、締切は9月30日となる。昨年度より申請期間が短いため、早めの申請を促している。
■診療所5.4万円、病院は最大60.0万円を補助

補助の対象となる改修は、▽医療費助成(公費負担医療と地方単独医療費助成)の受給者証情報をオンラインで取得する▽マイナ診察券で受付できるようにする▽その両方に対応する―の3つに分かれる。診療所・病院は、このうちのいずれかを選んで申請する。
補助額は、診療所はいずれの改修でも5.4万円を上限とする(事業費7.3万円の4分の3)。病院は、受給者証情報の取得だけなら28.3万円を上限(事業費56.6万円の2分の1)とし、マイナ診察券に関わる改修で再来受付機などの改修を含む場合は60.0万円を上限に補助する。再来受付機は、改修だけでなく購入時のオプション費用も補助の対象になる。補助の実施主体は社会保険診療報酬支払基金で、一度改修すれば、参加自治体や受給者証の種類が増えても追加の改修は要らない。
■医療費助成は約6.9万の医療機関等で導入済

改修により、医療費助成の受給者証情報を資格確認の結果と一緒に取り込めるようになる。患者がマイナンバーカードでの受付時に利用を選べば、医事職員がオンライン資格確認端末を通じて公費負担者番号や自己負担上限などを確認できる(図表1)。マイナ診察券による受付も可能になり、データ連携で医療事務コストの削減が見込める。患者にとっては、マイナンバーカード1枚で受診でき利便性が高まる。
医療費助成のオンライン資格確認は、医療DXの推進に関する工程表に基づいて導入が進み、26年3月末時点で622自治体(41都道府県、581市町村)、約6.9万の医療機関・薬局で改修が完了した。前年度の183自治体から大きく増えており、厚労省は26年度も参加の拡大を進める。
申請は医療機関等向け総合ポータルサイトで行い、必要書類は領収書、領収書内訳書、システム改修に係るチェックシート(ベンダーで記入)の3点。受給者証と診察券に関わる改修を別の時期に行う場合も申請は一括して行う。申請期間より前の改修も対象になる。期間は5月15日から9月30日までと昨年度より短いため、厚労省は準備が整い次第、早めの申請を呼びかけている。
(MICTコンサルティング株式会社 大西 大輔)
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