(3級)予想問題_1

出題科目:「1.医療経営史」(第1章_医療の起源~第2章_東西の医学)

問 以下の選択肢のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. メソポタミア、エジプト、中国、インドの古代文明では、治療神が祀られ、宗教と医療が密接に関係していた。
  2. ギリシャの医学者であるヒポクラテス(紀元前460-367年)は呪術的治療ではなく、経験に基づいた医学(経験医学)を重視した。
  3. ロ-マの医学者であるガレノス(125-200年)は、病気の原因を「4体液説」で説明した。
  4. イギリスの医学者であるウィリアム・ハーヴェイ(1578-1657年)は、「血液循環説」を提唱した。
  5. イタリアの医学者であるG.B.モルガーニ(1682-1771年)は、数百体の人体解剖の結果、病気には病巣があることを確認した。これにより、ガレノスの「4体液説」が科学的に証明された。

解答

  1. 〇 各文明すべてで、治療神が祀られた記録が残っている。
  2. 〇 ヒポクラテスが重視した経験医学は、現代の(科学的な)医学の基礎となっていることから、ヒポクラテスは「医学の父」といわれている。
  3. 〇 「4体液説」とは、血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁のバランスが取れているときを健康とし、崩れると病気になるという説である。
  4. 〇 「血液循環説」とは、一定量の血液が体内を循環するという説である。現代では一般的に知られている血液循環は、ウィリアム・ハーヴェイにより、初めて発見された。
  5. × モルガーニの病理解剖学の登場で、「4体液説(体液バランスにより病気になる)」は完全に否定された。